カナダの祝日と旅行事情

Tomo

今回はカナダの祝日で、日本からの旅行者にも影響のありそうな、祝日のご紹介を少しだけ。

カナダ人も多く旅行に動きますので、ホテルの予約が取れにくくなったり、混んでいるために宿泊料金が上がったりする可能性もある祝日が2つ。

まずは、5月下旬のビクトリア・デー・ウィークエンド
カナダの国家元首である、英国ビクトリア女王の誕生日を祝う日。
5月24日または、24日以前の最終月曜で、土、日、月の3連休となります。(2008年は5月19日)

そして、7月1日のカナダ・デー
カナダの建国記念日で、7月4日のアメリカ独立記念日とも近いため、たくさんの旅行客が訪れます。

この2つの祝日の前後は、PEIに限らず、カナダのどこの地域でも、ホテル予約が混み合いますから、予約は早めにするのが鉄則です。

まぁ、5月のビクトリア・デーあたりは、PEIでは、まだオフ・シーズンですから、それほど気にされる必要はありませんね。

7月1日は、カナダ各地でパレードが行われたり、夜には花火が打ち上げられたりします。
シャーロットタウンでも、ハーバーフロントで花火がありますから、カナダ・デーには、シャーロットタウン泊がお勧めです。
ただし、日本の花火は世界一ですからね。同じレベルを期待してはいけません。😅

さて、キングス地区の観光を進めましょう。
イースト・ポイントまで行ったなら、次はエルマイラ

PEIの鉄道の、東の終着駅。
北海岸観光でご紹介したケンジントン駅舎が石造りだったのに対して、エルマイラは木造の駅舎です。

3ヶ月トピック英会話をご覧になっている方は、すでに目にされているのですが、冒頭で島の景色がいろいろ映される時に出てくる駅舎がエルマイラ。アンがマシュウを待つブライト・リバーの駅は、こんな雰囲気だったのかな? と思える、素朴な駅です。

駅舎内は鉄道博物館になっていて、PEIの鉄道に関する展示がされています。
博物館は、夏季のみのオープンですが、外観だけなら年中ご覧いただけますので、オフ・シーズンにご旅行された方もがっかりすることはありません。

海に囲まれたPEIでは、海水浴場 がたくさんあるのですが、海水浴と言っても、こちらでは水温も低いですし、海に入って泳ぐことはせず、もっぱらビーチに寝転んで、日光浴をするだけというのが一般的です。
冬の長い北国カナダでは、夏の間に少しでもたくさん日光を浴びておきたいと思うのかもしれません。

イースト・ポイントまでの途中にあるベイスン・ヘッドは、赤土ばかりのPEIにあって、白砂のビーチとして有名なところ。
そして『鳴き砂』としても知られています。
裸足で歩いてみると、砂がきしんで、キュッ、キュッと鳴くような音がします。是非、試してみてください。

イースト・ポイントやエルマイラを訪れる日本語定期観光ツアーはありませんから、専用車観光をアレンジすることになります。シャーロットタウン発着で、様々な見どころを入れていくと、所要時間は、ざっと7時間ほど。あとは、どこをまわるかによって、所要時間は違ってきます。

レンタカー🚗でまわることもできますが、交通ルールの違いなどを、きっちり、押さえておくのが大切です。