春一番
トロントは、今日も20度でした。
このごろ異常に暖かく、急激に花も木の芽も膨らんできた感じです。
ちょっと暖かすぎ。
今年の夏はどうなるんでしょうか。
Tomoさんが花の紹介をしてましたが、この調子だと、プリンス・エドワード島の花の季節も少し早まるかも。
だけど!自然はわからないからね😅
私は、花より団子、というか花よりお酒?の話題
北国の人ってお酒好きです。
寒い長い夜、美味しいお酒を飲みながら心も身体も温まるのがいいのですよね。
例に漏れず、私もお酒好き・・・
ビールも好きだし、ワインも好き、日本に帰れば焼酎や日本酒大好きです。
日本にも地酒があるように、この地方にもおいしい
地ビール🍺 や地酒🍶 があるんですよ
そのひとつ、今日は北米にたった一つしかないシングルモルト
をご紹介しましょう。
以前にも少し触れましたが、今回はたっぷりと説明します!
シングルモルトの蒸留所って、スコットランドにはすご~くたくさんあるらしいし、日本にだって、サントリーの山崎をはじめ、少しはありますよね。
でもね、北米にはひとつしかないんです。
それが、ノバ・スコシア州のケープ・ブレトン島にあります。
(c) Tourism Nova Scotia
もともと、ノバ・スコシアの名前の由来は、ラテン語で「ニュー・スコットランド」
新しいスコットランド って言う意味があるんです。
名前のごとく、この州には多くのスコットランド人が入植してきました。
そして、見つけたのです!
故郷スコットランドのハイランドに似た土地を!
それが、ケープ・ブレトン島でした。
スコットランド人は好んでその土地に入植して、彼らの伝統を大事に、大事に、継承してきたのです。
だからこそ、ここでシングルモルトの蒸留所があるのもうなずけるのです。
蒸留所の名前は、グレノラ(Glenora)蒸留所。
ケープ・ブレトン島の西側のマブー(Mabou)近辺にあります。
(c) Tourism Nova Scotia
その蒸留所に行くと、どこからかしら、フィドル(バイオリン)の調べが聞こえてきそうな感じ♬
どこかしら、ハイランドダンスの踊り子が、出てきてもおかしくない感じ。
そんなスコットランドらしさを感じます。
蒸留所では、毎日蒸留所ツアーをして、シングルモルトの製造過程を見せてくれます。
(c) Tourism Nova Scotia
シングルモルトって手間ひまかけて作るんですね。
お酒の中でも、あまりウイスキーには明るくない私なので、どれだけ、貴重なものか知らなかったんですが、最初の一番絞りみたいなものには、100万円以上の値段がついていました😱
ここの銘柄は、グレン・ブレトン・レア(Glen Breton Rare)
蒸留所では、80ドル(8000円ぐらい)で売っています。
蒸留所ツアーに参加した後、味見をさせてくれるんですが、「おいしい~」の一言でした😍
まろやかな甘みって言うのは、シングルモルト独特なのでしょうか。
ウイスキーは得意じゃないといいながら、いそいそと買って帰ってきました。
疲れたときに、時々、夜ちびちびとやっています。
この蒸留所は、宿泊施設もあり、ダイニングもありで、ロマンチックな夜を過ごすにはぴったりのディスティネーションです。
お酒の好きな人だけでなく、文化伝統を肌で感じたい人には、絶対に見逃せない勧めの場所ですよ✌️