春一番
Catswayさんの美味しいもの編にもあるように、大西洋岸の
カナダのシーフードはとてもおいしいんですよ💕
アトランティック・カナダ4州観光局
旅先での食事ってとっても大事だし、美味しいものを食べることが、私たちを楽しませてくれるんですよね。
でも、北米ってあまり伝統料理とか名産品ていうものがないと思うのです。
「あそこに行ったら絶対に○○を食べよう!」
とかってあります?
歴史や食べ物の文化の違いかもしれないけれど、地元の名産品ってなかなか北米を旅していても、お目にかかれないと思います。
その点、アトランティック・カナダというところは、結構、楽しい食の旅ができる、贅沢な土地だと思うのです。
シーフードが名物なのは、言うまでも無く、珍味と呼ばれるものもあります。
私がぜひ紹介したいのは、ニューファンドランド&ラブラドール州の
名物、たらの喉仏(Cod Tongue)。
昔からたら漁は、ニューファンドランドの住民の経済と食生活を支えるとても大事な産業でした。
どんな理由で、たらの喉仏を食べるようになったのかわかりませんが、これだけたらに密着した生活をしてれば、美味しいところは全て食べてやろうという好奇心もあったんではと思います。
たらの喉仏は、塩と胡椒をしてフライパンに油を敷いて、軽く焼いてゆきます。
焦げ目が少しついて、こんがりと火が通ればOK。
シーフードレストランでは、前菜のメニューに載っているのが普通です。
もちもち、っとした食感が癖になりそうな、ビールにもとっても合うおつまみですよ🍺
(C) Akira Kamio
カナダ中で、たらの喉仏を食べるのはニューファンドランドしか知りません。日本ではどうなんでしょう?
なんか、ニューファンドランド島っていうところは珍しいものや場所がたくさんあるから不思議です。
ぜひぜひ、ニューファンドランドに行く機会があったら試してください。
たらの喉仏のことを書いていたら、もうひとつ、名物を紹介したくなってしまいました。
それは、ニュー・ブランズウイック州産地のフィドルヘッド。
これ、なんだと思います?
日本名をこごみという山菜です。
蕨のようでもあり、先っぽがくるくるっとまるまっていて、それがバイオリンの持ち手の先っぽの形に似ているので、フィドル(バイオリンの別名)ヘッドっていう名前になったそう。
ニュー・ブランズウイックを旅すると、このフィドルヘッドのサラダとか、揚げ物とか、温野菜みたいな付けあわせとか、結構目にします。
日本でも親しまれている食べ物が、カナダの片田舎でも食べられていると思うと、懐かしいような嬉しいようなです。
(C) Akira Kamio
フィドルヘッドのサラダです。
まだまだアトランティック・カナダには、ここに書ききれないほど、美味しいものが、しかも旬で新鮮でおいしいものが、いっぱいあるのです。
また、チャンスがあれば書きますね。
今日はとりあえず、ここまで・・・・
みなさんの地方のご当地自慢の料理や名産品も教えてくださいね✌️