北海岸の観光

Tomo

東京でもソメイヨシノの開花宣言が出されました。
私の住む町には、桜で有名な大きな公園があり、毎年、桜まつりが開催されます。 桜まつりの日は、人が多すぎて、お花見どころではなくなるので、我が家では、その前の週に行くことにしています。
そう、今度の週末はお花見です! 🌸🍻
単純ですけど、日本に生まれてよかったと思いますよね~。

カナダでは、ライセンスのあるレストランやバーでなら、外のテラスでお酒を飲むのもOKですが、お店外の公共の場所でお酒を飲むことは、法律で禁止🚫されています。
ですので、お花見で宴会・・・なんてことには、ならないの。
カナダ中どこでも同じですので、ご旅行の際はご注意を。

🌸 🌸 🌸 🌸 🌸

PEIの見どころご紹介は、キャベンディッシュまでいっていましたね。
キャベンディッシュのある、島の中央部、北側のエリアは
「北海岸、North Shore」
と呼ばれていますが、赤毛のアン関連の見どころの多くは、この北海岸に集まっています。

PEIで最も人気のある日本語観光ツアー、「赤毛のアン・ツアー」も北海岸の見どころをめぐるものです。

ツアーでも、キャベンディッシュの次に訪れるのは、モンゴメリの生家です。

モンゴメ リさんの生まれた部屋には、当時の家具、生まれたばかりの彼女が寝かされていたであろう揺りかごなども置かれています。
モンゴメリさんが作ったキルト、お手製のスクラップ・ブック、彼女自身のウェディング・ドレスなども展示されていて、とても彼女を身近に感じることができる場所です。


モンゴメリの生まれた部屋


キッチン (写真:PEI Tourism)

お次は、パーク・コーナーにある、グリーン・ゲイブルス博物館

この家は、モンゴメリさんの親戚の家。
彼女と仲の良い、同年代の従姉妹がいたので、しばしばここを訪れていたそうです。 モンゴメリさんは、ここを 「シルバー・ブッシュ(銀の森屋敷)」と名づけ、「銀の森のパット」、「パットお嬢さん」のパット・シリーズにも登場させています。

また、近くにある湖が「輝く湖水」のモデルになったと言われています。

物語の中でパットは、白樺に囲まれた、この家が大好きなのですが、モンゴメリ本人も、この家が好きで、自分の結婚式💕もここで挙げています。

モンゴメリが挙式したのと同じ部屋の、同じ暖炉の前で結婚式を挙げるウェディング・プランもあって、日本からも多くのカップルが訪れているんですよ。

今日ご紹介した2軒は、どちらも築100年以上の木造建築。
カナダ各地に言えることですが、100年経っても、なお民家として住むことができるレベルに保たれているということに、いつも驚かされます。
ヨーロッパでも、誰々の生家というのが残されていますが、石造りの家が多かったりしますよね。
日本と違い、カナダは乾燥の強い気候であるが故の幸運といえるでしょうが木造なのに・・・と思うと、感動にも近いものを感じてしまいます。

北海岸の観光は、もう少し続きます。