Tomo
ようやく、島の観光に、話題を戻したいと思います。
今回は、北海岸から少し離れて、サマーサイドをご紹介しましょう。
サマーサイドは、シャーロットタウンに次ぐ、PEI第2の都市。
こちらも古い家々の残る、歴史ある町です。
観光客が訪れる、町の中心部は、それほど広くはなく、ぐるりと歩いてまわれる程度。
ウォーター・フロントにカラフルな建物が並ぶのは、
スピニカーズ・ランディング Spinnakers’ Landing
“ボード・ウォーク”と呼ばれる、海に突き出た板張りのテラスに、趣味のいいハンド・クラフト(手工芸品)のショップや、アンティーク・ショップ、ギャラリー、レストランなどが出店しています。一軒、一軒、ゆっくりと覗いてみると、何か掘り出し物が見つかるかもしれません。
その他、町の見どころは・・・というと、ズバリ! 古い家並み。
サマーサイドは、1800年台に造船業、そして1800年台後半からは、シルバー・フォックス(銀ギツネ)の毛皮養殖で栄えた町。
1900年代初頭の毛皮ブームには、西部のゴールド・ラッシュ💰 にも匹敵する繁栄をみせました。この時代に商売で、財を成した人々の、特徴ある建築様式の家々が、今も町のいたるところに残され、大切に保存されています。
ビクトリア様式、クィーン・アン様式、コロニアル様式、ジョージアン様式、ゴシック・リバイバル・・・・などなど
建築に携わる方ならもちろん、そうでない方にも、かなり興味を持っていただけると思います。
インフォメーション・センターで、“A Walking Tour of Summerside” という小冊子が配布されています。
歴史のある家々を取り上げ、『この家は、誰々の家で、○○様式で・・・』という解説と地図が書かれていますので (英語ですけど・・・ )
地図の順路にそって、町をぐるりとお散策してみるのもおススメです。
その中に1軒。 決して、見逃してはいけない家が、コレ!
柳風荘⁉️ と思わせる、 『塔のある白い木造の家』
柳風荘というのは「アンの幸福」の中で、サマーサイド中学の校長としてこの町に住むアンが、下宿する家ですね。まさにここが、モデルになったのではないかと言われています。
次は、『幽霊小路』はどこかしら? って探してみたくなりますよね。