渡り鳥が帰ってくる季節

Catsway

だいぶ雪も解け、春らしくなってきました。
明日は+12℃まで上がるみたいです♬

週末はまた雪❄️マークがお天気予報に出てますが、見なかったことにいたしましょう。

今日はお散歩に行ってきました♬

そろそろ春が近いことを実感するひとつの証拠は、渡り鳥たちが帰ってきていること。
空や草原にカナダギース(雁)を見かけると、冬が終わったかも!
とうれしくなるのです。

ここ数年は、暖冬のため、南に越冬しに行かない勇敢なギースたちも増えていますが、今年は寒かったので、あんまり見かけませんでした。そんな彼らが、だいぶ戻ってきています。

近所の池にももうすぐ

この子たちが戻ってくるに違いないと、今か今かと心待ちにしています。毎年同じところに戻ってくるらしいです。
しかも一生同じ相手と添い遂げるのだとか😻 。。。。。

実は、この時期に帰ってくるのは鳥だけではなく、アイランダーも、なのです。
こちらプリンスエドワード島は、冬は寒いので、南(主にフロリダ)に避寒に行く方々が多いのです。

特にお子さんたちが独立してしまっている方や、夏の間に十分に働いている方は、冬の間、1ヶ月とか3ヶ月とか長い方は11月から4月まで6ヶ月も😁、南に行ってしまうのです。

そんな人たちを、Snow Bird (渡り鳥)と呼びます。

今はそのSnow Birdたちが、鳥でも人間でも、帰ってくる季節。
でもまだ帰ってきても、寒い日が続くのですけどね。

南に行かない人たちはというと、冬の間、のんびりと冬眠💤。。。。。

というのは私だけかもしれませんが、こちらの一般生活サイクルとしては、夏にがんばって働いて、冬はのんびり。自営業でなければ、冬は失業保険をもらって暮らします。
たいていは共働きの家庭が多いので、ご夫婦のどちらかがフルタイム(通年)で働いて、片方は夏だけパートタイムで働き、冬は失業保険、というのがかなり一般的です。

なんだか日本の常識からは信じられないような話ですが、北国で、しかも主な産業が農業、観光、漁業というこの島では、冬は仕事がないのが普通。
10月中旬にでもなると、当たり前のようにみんな仕事を辞め失業保険に切り替え、5月くらいになると、何事もなかったかのように前の職場に戻るというそんな生活です。半年働いて、半年休みなんてうらやましくも聞こえますが、人間は働く動物、なかなか半年も休めないもの。

そろそろアイランダーたちは冬眠から覚めて、なまった体もうずうずして、動き出す季節なのです。

今、知り合いに会うと、“冬はどうしてたの?”
“どこか南には行った?” というのが時候の挨拶。 
渡り鳥は帰ってくるし、冬眠からは覚める、そんな春がやってきました♬

では春らしく、日本の桜に負けないように一足先にPEIの桜もどうぞ

(毎年開花は5月下旬くらいです)