島の最東端を極める

Tomo

いよいよ5月! このブログも最後の月を迎えました。
もう1ヶ月しか残っていないのか・・・ まだ1ヶ月もあるのか・・・
少々微妙なところではありますが、「アレも書いておけばよかった!」と、あとで後悔しないようペース配分を考えて、書き残しのないようにしなくっちゃいけませんね!

では、島の東側の地域、キングス地区の見どころをご紹介していきましょう。

島の中央部が「クィーンズ Queens」、西側が「プリンス Prince」そして、この東側の地域が「キングス Kings」 と呼ばれていますが、これは、いわゆる「郡」のような意味合い。 行政的な区分けと思ってください。

観光局では、この地域をめぐる、景色の良いドライブ・ルートを

ポイント・イースト・コースタル・ドライブ

と名付けています。

コースタル Coastal・・・と呼ばれるだけあって、海岸線のドライブが楽しめる、風光明媚な地域ですよ!

まずは、最先端のイースト・ポイント灯台から。

イースト・ポイントは、名前のとおり、島の最東端の岬に建つ灯台です。

この海域は、ノーサンバーランド海峡、セント・ローレンス湾、そして大西洋の3つの海流が合流するポイントで、かつては船の事故が多く、それを防ぐために1867年に建てられました。

1867年というのは、カナダという国ができあがった記念すべき年でもあります。
140年前ですよ!
カナダの歴史と共に、海の安全を担ってきた歴史ある灯台というわけです。

6月中旬から9月のサンクス・ギビング・デー(2008年は9月1日)までは、灯台の中を見学できる、ガイド・ツアーも行われています。
シーズン中に訪れた方は、是非、見学されてみてはいかがでしょう。

そして、忘れてならないのが “TIP-TO-TIP” というプログラム。
Tip=先端 ですから、いわば「先端から先端へ」

このイースト・ポイント灯台と、ノース・ケープ灯台の両方を訪れた方に、訪問証明書が発行されるのです。

どちらか一方の灯台を訪れたところで、訪問証明のリボンを受け取ります。
そして、もう一方の灯台にやってきたところで、前のリボンを提示すると、その場で証明書が発行されます。

1回のご旅行で両方の岬をまわる旅程を組むのは、なかなか大変ですから、一方の岬は、また次回の旅にまわしても構いません。
たった1枚の証明書のために、2年越し・・・というのもスゴイですが、PEIの魅力にハマってしまうと、それもアリかもと思えてしまうのです。

イースト・ポイントまでの途中のドライブ・コースではこんな景色もお楽しみいただけます。

イースト・ポイントへ向かう16号線沿いで撮ったもの。
春の早い時期でしたので、まだ植え付け前なのか、掘り起こしたばかりの畑。 雨上がりで、とても幻想的な景色でした。

これはセント・ピータースの入江。
海が向こうに見える景色って、落ち着きますよね。

この地域は、海を眺める景色のいい場所に建つカントリー・インも多く、のんびりとした滞在をされる方にお勧めです。

私のとっておきのカントリー・インは、こちら・・・

ねっ! ものすごい立地でしょう?!


室内からも海が!!!

何もないことが、現代人にとっての最高の贅沢ではないでしょうか。