春一番
昨晩、プリンス・エドワード島から戻りました。
島の春も進んでいるようで、タンポポが満開に近くなってましたよ。
これから島に行くみなさん❗️
ますます、花満開の季節がお待ちしています。
どうぞお楽しみに。
花の季節が終わる頃、今度は木々が色づいてきます。
紅葉もとてもきれいなんですよ。
私の最後のブログは、各州の紅葉の見所を紹介して閉めたいと思います。
まず、ニュー・ブランズウィック州。
以前のブログでも書いたように、アパラチア山脈の渓谷沿い、
そして、セント・ジョン川の河畔の紅葉はとてもすばらしいです。
(C)アトランティック・カナダ4州観光局
ケベック州の境からニュー・ブランズウィックに入り、トランス・カナダ・ハイウエイをひたすら州都のフレデリクトン目指して走ります。 左右に、景色のすばらしさと紅葉の鮮やかさに目が離せないドライブになりますよ。
もう一つ、私がニュー・ブランズウィックでお勧めしたいのが、ミスクーアイランドの紅葉
セント・ローレンス湾に張り出した半島の先に小さな島、ミスクーアイランドがあります。州の北東部になりますね。
この島には潅木がびっしりと生えていて、それが10月のはじめに真っ赤に紅葉するのです。潅木は、人間のひざ丈ぐらいしかない低い木。
なので、まるで真っ赤な絨毯を敷き詰めたように360度、広がります。
ボードウオークを歩けば、全身で紅葉の美しさを体験でます。
ニューファンドランド&ラブラドール州では、
やはりグロスモーン国立公園でしょう。
世界遺産にも指定されているので、化石やフィヨルドやら、たくさんの見所はありますが、紅葉の中でのハイキングも格別でしょう。 ここの紅葉は、紅葉というより黄色い葉が多くなってきます。 樺の木の種類が多いからでしょうか。
(C)アトランティック・カナダ4州観光局
マントルが隆起して出来た山テーブルランドのオレンジ色と、鮮やかな葉のコントラストがこれまたきれいです。
ノバ・スコシア州も紅葉の名所はたくさんあります。
森林が多いので、それはそれは鮮やかな紅葉を見ることができます。
普通に道路を走っていても、観光をしてみても、思わず森の鮮やかさに目を奪われてしまうことがしばしば。
その中でも、お勧めは、ケープ・ブレトン島のカボット・トレイル。
(C)Tourism Nova Scotia
海に張り出した崖をうねうねと走ったり、内陸の谷間を縫うように走ったりと風光明媚な道路としてとても有名。
紅葉になると、景色の美しさと山の鮮やかさが一緒になってそれは美しいのです。 北米の人たちが、紅葉ツアーで行きたいところNo.1 の場所です。
そして、最後にプリンス・エドワード島。
この島の紅葉は、花が咲いたように鮮やかです。
島には、山脈もなければ、渓谷もありません。 全体がなだらかな丘に囲まれ、その上に森林や牧場、農場が広がっています。 プリンス・エドワード島は、一言でいえば、パッチワークのような紅葉。 それが、また風情があっていいのです。
(C)アトランティック・カナダ4州観光局
そんなに大きくない島なので、どこに行っても、森林の紅葉や街路樹の色づきや、畑と林のコントラストのある紅葉を存分楽しむことができます。
(C)Tourism Prince Edward Island
私は、常日頃から、
プリンス・エドワード島は神様が創った最高傑作の庭
であると信じています。
その庭が紅葉するところを想像してみてください。
言葉に表せないほどきれいですよ。
アトランティック・カナダの紅葉は、平野部では10月の半ばにピークを迎えます。
メープル街道(ローレンシャン高原やケベック州あたり)の紅葉のピークより10日から半月遅いです。 海洋性の気候なので、比較的暖かいのですね。
場所によっては、少し早いところもありますから、紅葉の旅を計画するときはしっかりと見ごろを調べてくださいね。
さて、今日で私のブログも終わりです。
寂しいですね・・・・
でも、またどこかで復活してるかもしれません。
それまで、どうか、カナダ大西洋岸の地域を心にとどめておいていてください。